1984-07-31 第101回国会 参議院 建設委員会 第10号
○馬場富君 次に、現在都市用水の――白書によりますと三割、地域によっては五割以上もが地下水に依存しておるという状況が示されておるわけでございますが、一方でやはり地盤沈下だとかあるいは地下水の塩水化等の問題が発生しておりますが、これらの障害を防止して地下水の保全を図るためにどのような対策が講ぜられておるか、御説明願いたい。
○馬場富君 次に、現在都市用水の――白書によりますと三割、地域によっては五割以上もが地下水に依存しておるという状況が示されておるわけでございますが、一方でやはり地盤沈下だとかあるいは地下水の塩水化等の問題が発生しておりますが、これらの障害を防止して地下水の保全を図るためにどのような対策が講ぜられておるか、御説明願いたい。
○佐藤説明員 先生から御指摘がございましたように、最近全国各地におきまして、地下水の採取等に伴う地盤沈下、地下水位の低下、地下水の塩水化等の障害が発生してきておる状況にかんがみまして、国土保全と水資源の確保という両方の見地から地下水の総合的な管理を行うべきであるというふうに考えまして、内容につきましては、ただいま先生からお話しがございましたように、地下水の採取行為を許可制とし、また、地下水に悪影響を
こうした需要の増大に対応いたしまして供給面の考え方でございますけれども、河川からの直接取水あるいは地下水のくみ上げ等につきましては、既存水利権との関連あるいは地盤、地下水の塩水化等いろいろ問題がございますので、今後の増大する需要に対応する、大きな期待をかけられる措置といたしましては、回収水の利用及び河川上流部におきますダムの建設、あるいは廃水処理水の再生利用等を前提といたしまして、工業用水道によってまかなうということを